- 荷物を軽くしたいけど、何を持参すれば現地で困らないの?
- バックパッカーに必要な便利グッズって何?
- 初めての長期旅行で持ち物選びで失敗したくない…
このように思う方もいるのではないでしょうか。
私もオーストラリアでバックパッカーになった経験があるので、何を持っていけば良いのかすごく悩みました・・。
今回の記事では、2025年最新のバックパッカー向け便利グッズ10選と、初心者でも失敗しない持ち物の選び方のコツを詳しく紹介します。
バックパッカーの持ち物に関心のある方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。


バックパッカー便利グッズの基本的な選び方3選

快適なバックパッカー旅行は、適切な道具選びから始まります。
限られた荷物で長期間の旅を快適に過ごすためには、
- 軽量性
- 多機能性
- 耐久性
3つの要素を総合的に判断することが重要です。
1つずつ見ていきましょう。
1.軽量性を重視したグッズの選び方
荷物の軽量化は、バックパッカー旅行の快適さを大きく左右する重要なものです。
軽量化を実現する最も効果的な方法は、重量あたりのパフォーマンスを意識した商品を選ぶこと。
同じ機能を持つ商品でも、素材や設計の違いにより重量に大きな差が生まれます。
例えば、アルミ製のクッカーセット(重量250g)を選ぶよりも、チタン製の製品(重量150g)を選択することで、100gの軽量化を実現できます。

わずかな差ですが、10個のアイテムで同様の軽量化を行えば1.0kgも減らせますね。
最近は、小型で軽量化された電子機器などが売られています。
荷物を軽くしたい方は、次の表を目安にグッズを揃えてみてください。
カテゴリ | 重量目安 | 軽量化のポイント |
---|---|---|
バックパック | 1.5kg以下 | フレームレス設計を選ぶ |
衣類一式 | 2.0kg以下 | 速乾性の素材のものを選ぶ |
電子機器 | 1.0kg以下 | 多機能付きを選ぶ |
荷物を軽くすれば肩の疲れもなくなったり、歩きやすくなったりするので体力的な負担も減らせられます。
2.多機能性を重視したグッズの選び方
バックパックの限られた収納スペースを有効に使うためには、1つで複数の役割を果たす多機能グッズを取り入れるのがおすすめです。
たとえば、モバイルバッテリーと充電器が一体になったモデルは、荷物を減らせるだけでなく、コンセントがある場所では急速充電器、外出中はバッテリーとして使える便利なアイテムです。
バックパッカー旅行は、スマートフォンやイヤホン、カメラなど複数のデバイスを持ち歩くことが多くなりがち。
モバイルバッテリーと充電器が一体になったモデルを選べば、電源の確保や充電の手間を減らせます。
- メイン機能が使えるか
- 必要な機能に絞られていて無駄がないか
- 機能が多くても壊れにくいか



単機能のアイテムをいくつも持ち歩くより、実用的な多機能グッズを1つ持つ方が、荷物が減り、使い勝手も向上します。
3.耐久性を重視したグッズの選び方
バックパッカー旅行では、過酷な環境下でも安心して使える耐久性の高いアイテム選びも重要です。
現地での故障や破損は、代替品の入手が難しいことも多いからです。
とくに、リュック・シューズ・ガジェット類など、毎日使う旅の必需品は、
- 防水性能
- 耐久性
- 耐衝撃性能
といった点を重視して選びましょう。
これらは、移動が多く天候も変わりやすいバックパッカー旅行などでは特に重要な要素。
グッズ選びの際に参考にしたい性能を表にしました。
性能指標 | 推奨レベル | 確認方法 |
---|---|---|
防水性能 | IPX4以上 | 国際規格表示確認 |
耐衝撃性能 | MIL規格対応 | 軍用規格認証確認 |
保証期間 | 1年以上 | メーカー保証書確認 |



保証期間が1年以上ある製品を選ぶのも、安心につながります。
海外バックパッカーの持ち物3選【必需品編】
海外のバックパッカー旅行は、現地調達が困難な必需品を日本で準備することが重要です。
特に「スマホやカメラの充電に必要な電源まわり」「海外のコンセントや電圧への対応」「衛生用品の携帯」は、旅の快適さや安全性に直結します。
ここでは、それぞれの観点から厳選した、本当に持って行くべき3アイテムを紹介します。
1.充電器一体型モバイルバッテリー
まずは、充電器一体型のモバイルバッテリーです。
現代の旅行では、スマートフォンやタブレットなどの電子機器が必需品ですよね。
しかし、旅行中は、常に充電環境が確保できるとは限らないため、大容量モバイルバッテリーの携帯が不可欠です。


従来は充電器とモバイルバッテリーを別々に持参する必要がありましたが、一体型モデルの登場により荷物の大幅な削減が可能になりました。
容量と使用回数の目安は次の通りです。
容量 | 使用回数の目安 | 重量 |
---|---|---|
10,000mAh | スマホ2〜3回分 | 約250g |
20,000mAh | スマホ4〜5回分 | 約450g |
充電器とモバイルバッテリーが一体化したおすすめの商品は、Anker PowerCore Fusion 10000です。
大容量なのにコンパクトな設計で、1台でiPhone 16を約2回フル充電できます。
最大20Wの高出力で急速充電にも対応。
コンセントに挿すだけで簡単に充電できるので、1台購入すれば、バッテリー切れのときにも素早く対応できます。
2.万能変換プラグ
次に変換プラグです。
電源プラグの形状は、国によって異なるため、世界各国に対応した変換プラグは必須アイテムです。


- 対応国数が多いモデル
- USBポート搭載で複数機器の同時充電が可能
- 手のひらサイズで軽量
おすすめは、BESTEKの海外旅行用変換プラグです。
世界各国に対応し、複数のUSBポートを搭載した万能モデルです。
過負荷、過熱などの保護機能も搭載されているので、大切な電子機器を安全に充電できます。
3.速乾タオル
海外を旅するなら、持っておきたいのが速乾タオルです。
国や地域よっては衛生管理が整っていないところもありますので、清潔なタオルの確保は重要です。


速乾タオルは、使ったあとの水分を素早く吸収するので、短時間で乾くのが特徴。
濡れた状態が続かないので、雑菌やカビの繁殖を防ぎ、いつでも清潔に保てます。
一般的なタオルと比べて薄くて軽く、専用ポーチに入れれば片手に収まるのも嬉しいポイント。
荷物を最小限にしたいバックパッカーに最適です。
サイズ | 用途 | 乾燥時間 |
---|---|---|
S(30×60cm) | 洗顔、手拭き | 短時間 |
M(40×80cm) | 体拭き、シャワー | 中程度 |
L(60×120cm) | バスタオル代用 | 長時間 |
アウトドア用品メーカーが開発した高性能の速乾タオルです。
ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルなど種類も豊富にあるので、必要なものを揃えてみましょう。
荷物を減らす多機能便利グッズ3選【軽量化編】
荷物の軽量化は、バックパッカー旅行の快適性を決定する重要な要素です。
以下で紹介する3つのアイテムは、使いやすさを保ちながら荷物を大幅に減らせる便利グッズです。
1.圧縮袋・パッキングキューブ
衣類は荷物の中で最も大きな体積を占めますので、圧縮袋とパッキングキューブを使い、かさばらないようにしましょう。


圧縮袋は空気を抜くことで衣類の体積を最小化し、パッキングキューブは整理整頓により効率的な収納を可能にします。
衣類の種類 | 通常体積 | 圧縮後の体積 | 圧縮効果 |
---|---|---|---|
Tシャツ複数枚 | 大 | 小 | 大 |
ジーンズ | 大 | 小 | 大 |
下着類 | 中 | 極小 | 特大 |
軽量素材を使ったパッキングキューブは、中身が見やすくて取り出しやすいので、荷ほどきの手間も減らせます。
荷造りのストレスを減らし、旅を快適にしてくれる必須アイテムです。
2.多機能S字フック
S字フックは、見た目以上に多用途で実用的なアイテムです。


- 洗濯物を干す
- 荷物の整理
- 収納の最適化
おすすめは荷物の落下や紛失を防げる、ロック付きの高強度S字フックです。
カラビナ機能付きで、バックパックやベルトループにしっかり固定できるので旅行中も安心です。
意図せず外れるのを防ぐロック機能も付いているので、大切な荷物も安全に持ち運べます。
3.コンパクト洗濯セット
バックパック旅行では、必ずしも洗濯機が使えるとは限りません。
そんなときに役立つのがコンパクト洗濯セット。


シンクやバケツがあれば、どこでも手軽に洗濯できるので、持参する衣類の量を減らせて荷物をコンパクトにできます。
アイテム | 重量 | 機能 |
---|---|---|
携帯用洗剤 | 軽量 | 衣類の手洗い洗浄 |
折りたたみ洗濯袋 | 軽量 | 手洗い用容器 |
伸縮洗濯ロープ | 軽量 | 洗濯物干し |
小さく折りたたむことができ、携帯性に優れた洗濯バッグです。
こちらは10Lサイズで、一度にTシャツ3枚ほど洗えます。
洗剤に触れる必要がないため、手が荒れる心配がないのもありがたいですね。
旅を格上げするおすすめグッズ4選【快適性向上編】
必需品の準備が完了したら、次は旅行の快適性を向上させる4つのアイテムの導入を検討しましょう。
1.フック付きトラベルポーチ
洗面用具は意外と散らかりやすく、ごちゃごちゃしがちですよね。
そんなときに便利なのが、フック付きのトラベルポーチです。


フック付きのトラベルポーチは、洗面台やタオルバーに吊るして使えますので、狭いスペースでも整理できるのが特徴です。
さらに中身がひと目で見えるので、使いたいものがすぐに取り出せるメリットもあります。
- 吊り下げフック
- 透明ポケット
- コンパクト収納
- 耐水性素材
多数のポケットと吊り下げフックを備えた高機能モデルです。
防水性・耐久性にも優れているので、濡れた洗面所やアウトドアでも安心して使えます。
丈夫なハンドルにより、持ち運びも簡単で、スーツケースやバックパックにもすっきりと収納できます。
2.耳栓
耳栓は、良質な睡眠を確保するためにとても重要です。
特に隣室の音が気になりやすい宿泊施設では、耳栓を使えば静かな環境を作れるので、質の高い睡眠を確保できます。


睡眠は翌朝のパフォーマンスにも影響するので、騒音に敏感な方は耳栓を使うことをおすすめします。
耳栓は、使い捨て型と洗って使えるタイプの2種類があります。
それぞれの機能については以下の通りです。
製品タイプ | 遮音性能 | 素材 | 携帯性 |
---|---|---|---|
フォーム耳栓 | 高い遮音性 | ポリウレタン | 使い捨て型 |
シリコン耳栓 | 中程度遮音性 | 医療用シリコン | 洗浄可能 |
高い遮音性能で、周囲の雑音をしっかりカットするMoldexの高性能フォーム耳栓。
柔らかくフィットするので、長時間の装着でも耳が痛くなりにくく、睡眠中や集中したい場面でも快適です。



使い捨てタイプなので価格も安いですし、個別包装なのも良いですね。
次にシリコンタイプの耳栓です。
こちらは繰り返し使えて耳にやさしい、柔らかいシリコン素材の耳栓セットです。
耳にぴったりフィットして外れにくくいので、睡眠中の騒音対策に最適です。
ノイズをカットしてくれるので、飛行機の中や騒がしい場所でも特に気になりません。
3.アイマスク
良質な睡眠を確保するためには、騒音対策だけでなく光を遮断すると効果的です。
そこで必要になるのがアイマスク。


飛行機の機内照明、ドミトリーの夜間照明、街灯の光漏れなど、旅行中は様々な光が睡眠を妨げます。
アイマスクのタイプ | 素材 | 特徴 |
---|---|---|
立体型 | シルク/綿 | 目元に圧迫感なし |
フラット型 | ポリエステル | 軽量でコンパクト |
天然シルク素材で肌ざわりが心地よく、敏感な目元にもやさしいアイマスクです。
頭の形にフィットするよう調節可能なので、寝返りを打ってもズレにくく、良質な睡眠をサポートしてくれます。
4.TSAロック対応の南京錠
貴重品の安全確保は、安心して旅行を楽しむための基本的な条件です。
アメリカの空港では、セキュリティ強化のために、預けたスーツケースを空港保安庁(TSA)の職員が開けて中身を確認することがあります。


TSAロック対応の南京錠は、預け荷物の検査時に、空港保安庁(TSA)がマスターキーを使って開錠できるため、ロックを壊されることなく荷物検査を受けられる優れものです。
- 3桁ダイヤル式:基本的なセキュリティ
- ワイヤー式:柔軟性が高い
- 南京錠式:頑丈でコンパクト
おすすめ商品:Diyife TSA 3桁 ダイヤル式ロック
TSA認可のダイヤル式ロックで、空港検査時も鍵を壊される心配がない南京錠です。
ダイヤル式なので設定も簡単ですし、暗い場所でもラクに操作できます。
頑丈なワイヤータイプなので、スーツケースのジッパーはもちろん、防犯にも活用できる優れものです。
まとめ
バックパッカー便利グッズで失敗しない選び方の重要なポイントは、軽量性・多機能性・耐久性の3つの基準を総合的に判断することです。
今回紹介した10選は、この選択基準をクリアした実用性重視のアイテムです。
まずは、「必需品3選」から揃え、旅行の経験を積みながら段階的にアップグレードしましょう。
重量あたりのパフォーマンスを意識したグッズを選べば、体力的負担を軽らし、より多くの国や地域を訪れられる充実したバックパッカー旅行を実現できます。
適切な準備により、安全で快適な長期旅行への第一歩を踏み出せます。
この記事で紹介した選び方を参考に、あなたの旅行スタイルに合った最適な装備をしてみてください。




コメント