【2025年最新】オーストラリアのワーホリルールを徹底解説!

【2025年最新】オーストラリアのワーホリのルールを知っておこう
この記事で解決できる悩み
  • オーストラリアのワーホリのルールってどうなってるの?
  • ビザ申請って自分でできる?残高証明はどのくらい必要なんだろう?
  • 延長して2年、3年と滞在するための条件は?

海外で働きながら暮らすという特別な経験ができるワーキングホリデー。

中でもオーストラリアは、壮大な自然、温暖な気候、そして世界的に見ても高い最低時給が魅力で、圧倒的な人気を誇ります。

しかし、いざ準備を始めようとすると、次々と具体的な疑問や不安が湧いてくるのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたの不安や疑問に2025年の最新情報に基づき一つひとつ丁寧にお答えします。

ビザ申請の基本条件から延長ルール、気になる仕事の実情まで、あなたの不安を解消し、夢への具体的な一歩を踏み出すための確かな情報をお届けします。

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【2025年最新】オーストラリアワーホリの基本ルールを徹底解説

オーストラリアのワーホリビザ

ここからは、オーストラリアのワーキングホリデー(サブクラス417ビザ)の基本ルールを一つずつ見ていきましょう。

ルールと聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば大丈夫です。

まずはワーホリ生活の土台となる最も重要な部分をしっかり理解していきましょう。

ビザ申請の基本条件

オーストラリアのワーホリビザを申請するには、いくつかの基本条件をクリアしている必要があります。

申請ボタンを押す前に、ご自身が当てはまっているか必ず確認しておきましょう。

  • 国籍:日本のパスポートを保持していること。
  • 年齢:ビザ申請時に18歳以上30歳以下であること。(31歳の誕生日を迎える前日まで申請可能)
  • 有効なパスポート:残存期間が1年以上あるパスポートが必要。
  • 過去のビザ履歴:過去にオーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス417または462)で入国したことがないこと。
  • 健康要件:心身ともに健康であること。

オーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス417)には、扶養しているお子さんを含めて申請することはできません。

以上が、ビザ申請の条件です。

まさあき

特に年齢制限は厳密ですので、30歳の方は申請のタイミングに注意してくださいね。

ビザ申請の方法と期間について

ワーホリビザの申請は難しそうで、自分にできるかと不安に思う方も多いでしょう。

結論から言うと、オーストラリアのワーホリビザ申請は、自分でオンライン申請しビザを取得できます。

ビザ申請の具体的なステップは以下の通りです。

STEP
【準備】必要書類をデータで用意する

パスポート:顔写真のページ
英文残高証明書
クレジット(デビット)カード

STEP
ImmiAccountを作成する

ImmiAccountの公式サイトから自身の個人アカウントを作成します。

STEP
オンラインフォームに情報を入力する

名前、生年月日、パスポート情報など、約20ページにわたるフォームに英語で回答していきます

STEP
必要書類をアップロードする

準備しておいたパスポートや残高証明書のデータをアップロードします。

STEP
申請料金を支払う

最後に、申請料金(2025年7月時点で670豪ドル)をクレジットカードで支払えば完了です!


イメージが掴みにくければ、実際の申請画面をステップごとに解説している動画を見てください。

動画引用:Ben Vlog in AUS

自分では申請するのが難しいし、面倒、間違えたらどうしようと不安に感じる方は、留学・ワーホリエージェントに依頼を検討してみてください。

ビザの申請から取得までの期間・倍率


ビザ申請から取得までは、個人差があります。

早ければ申請後すぐにビザが発給されることもあれば、追加書類の提出や健康診断を求められて数週間〜数ヶ月かかるケースもあります。

ここでよく聞かれるのが「倍率」についてです。

オーストラリアのワーホリビザには倍率や抽選、定員はなく、条件を満たしていれば発給されます。

ただ、申請内容の不備などで審査が長引くことがあるため、「なかなかビザが下りない」という状況になることもあるようです。

スムーズに取得するためにも、申請は余裕を持って、かつ慎重に行いましょう。

残高証明に必要な金額と手続きの方法

オーストラリアへワーホリする場合、5,000豪ドル(50〜60万円)の残高証明が必要です。

残高証明書の準備は以下の通りです。

  • 必ず「本人名義」の口座であること。
  • 銀行の窓口で必ず「英文」で発行してもらうこと。
  • ネットバンキングのスクリーンショットや通帳のコピーは、公式な証明として認められない。
  • 残高証明は発行に数日から1週間ほど。
まさあき

オーストラリアは残高証明の他に、帰りの航空券を購入できるだけの資金がないと入国できませんので、注意してください。

オーストラリアワーホリの滞在・就労・就学ルールについて

オーストラリアの就学ルールなど

ビザが無事に取れたら、いよいよオーストラリアでの生活が始まります。

ここでは現地で「知らなかった!」と慌てることがないように、ワーホリ生活の根幹となる3つの重要ルールを押さえておきましょう。

1.滞在ルール:最大12ヶ月間の滞在が可能

ワーホリビザで最初にオーストラリアに入国した日から、最大で12ヶ月間滞在できます。

12ヶ月内であれば、一度日本に帰国したり、他の国へ旅行に行ったりと、自由に出入国も可能です。

まさあき

オーストラリアに12ヶ月、必ず滞在しないといけないわけではありません。

2.就労ルール:同一雇用主のもとで働けるのは原則6ヶ月まで

就労ルールはワーホリで働く上で最も特徴的なルールです。

基本的に、同じ雇用主(同じ会社やお店)のもとで働けるのは最大6ヶ月間と定められています。

※このルールはコロナ禍で一時的に免除されていましたが、2024年1月から再適用されています。
ただし、農業など特定の条件下では免除される場合もありますので、オーストラリア内務省のサイトを確認してみてください。

3.就学ルール:最大4ヶ月(17週間)まで学校に通える

ワーホリは「働く」だけでなく、「学ぶ」ことも許されています。

例えば、最初の数ヶ月は語学学校に通って英語力を上げてから仕事を探したいというプランも可能です。

オーストラリアの場合、学校に通える期間は最大で4ヶ月(17週間)までと決まっています。

滞在12ヶ月・就労6ヶ月・就学4ヶ月という3つが、オーストラリアワーホリの基本的な枠組みです。

このルールの中で、自分だけのオリジナルな1年間を組み立てていくのが、ワーホリの醍醐味です。

【完全版】オーストラリアワーホリ延長のルール|2年目・3年目の条件

ビザの延長|セカンド・サードワーホリビザ

オーストラリアワーホリの大きな魅力の一つが、条件を満たすことで滞在期間を延長できる「セカンドビザ」「サードビザ」の制度です。

1年だけじゃ物足りないと思ったとき、延長ルールを知っておけば2年、3年と滞在できます。

ここからはビザ延長について、具体的なルールを詳しく見ていきましょう。

セカンドワーキングホリデービザへの延長条件

セカンドワーキングホリデービザを取得するためには、指定された仕事(Specified Work)」を「指定された地域」で「規定の日数」行うことです。

指定された仕事(Specified Work)とは?

オーストラリア政府が、特に人手を必要としている産業での仕事のことで、主に以下の職種が対象となります。

  • 食品生産・家畜の飼育(ファームジョブ)
  • 漁業・真珠の養殖
  • 植物(樹木)の栽培や伐採(林業)
  • 採鉱(マイニング)
  • 建設業
  • 自然災害からの復旧作業
  • 特定の地域における観光・ホスピタリティ業

ファームジョブ以外の職種、例えば建設業や鉱業などは、専門的な資格や経験が求められることが多いですが、その分高い時給が期待できます。

どの仕事を目指すにしても、事前に「自分でも働ける条件か」「車は必要か」などをしっかり確認しておきましょう。

指定される職種やその条件は、オーストラリア政府の方針によって予告なく変更されることがあります。
必ず仕事を探す前に、公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。

指定された地域とは?

セカンドビザを取るための仕事は、オーストラリアのどこでも良いわけではありません。

シドニーやメルボルンといった大都市は対象外で、主に地方の指定された郵便番号(ポストコード)のエリアで働く必要があります。

例えば、農場(ファーム)で働くとき、働く農場がNew South Wales州で住所の郵便番号が2311や2312であれば、その農場は指定地域となります。

画像引用:オーストラリア内務省

どの地域が対象になるかは、オーストラリア内務省の公式サイトで確認してください。

規定の日数とは


セカンドビザを取得するには、指定労働に合計3ヶ月(88日)以上、有給で従事した証明が必要です。

証明は、ワーホリ・ビザ関連証明書類一覧表で確認できます。

延長を目指すなら、必ず仕事探しの段階から「この仕事は指定労働か?」「この場所は指定地域か?」を公式サイトでしっかり確認することが何よりも大切です。

【3年滞在】サードワーキングホリデービザの条件とは?

2年でも足りない、もっとオーストラリアに滞在したいという方には、3年目「サードワーキングホリデービザ」があります。

基本的な考え方はセカンドビザと同じですが、条件がさらに厳しくなります。

例えば、サードビザはセカンドワーキングホリデービザの有効期間中に、セカンドビザと同じ「指定労働」を合計6ヶ月(179日)以上行うことです。

つまり、

1年目に3ヶ月(88日)の指定労働 → セカンドビザを申請・取得
2年目に6ヶ月(179日)の指定労働 → サードビザを申請・取得

というステップを踏むことになります。

2年目の滞在中に、6ヶ月間地方で働く計画を立てる必要がある、と覚えておきましょう。

オーストラリアワーホリ延長の重要ルール|申請期限・日数・必要書類の条件

セカンド・サードビザを目指す上で注意点がありますので詳しく見ていきましょう。

延長ビザの申請の注意点
  • 申請料が毎回必要になること
    延長申請には、初回と同額の申請料(2025年7月時点で670豪ドル)がかかります。申請費用も忘れずに資金計画に含めておきましょう。
  • 申請期限は「31歳の誕生日」まで
    セカンドビザもサードビザも、申請できるのは31歳の誕生日を迎える前日までです。31歳になってしまうと、たとえ規定の日数働いていたとしても申請資格を失ってしまいます。

88日や179日の正しい数え方


この日数のカウント方法は非常に複雑で、働き方によって解釈が異なります。安易な自己判断は危険なため、公式サイトに示されている考え方を正確に理解しましょう。

公式サイトでは、日数の計算方法について、いくつかの働き方の例を挙げて説明しています。

  • 例①:「連続した3ヶ月間、一つの雇用主のもとで働く」ケース
    一般的に、フルタイムで継続して働いた場合に当てはまると解釈されています。
    暦の上での3ヶ月間(例:6月1日〜8月31日)で、その間の週末や休日も含めて日数の条件を満たせます。

  • 例②:「週5日未満で、暦の上で3ヶ月より長い期間働く」ケース
    これは、パートタイムやカジュアルで働いた場合に相当します。週末などが自動的にカウントされないため、実働日を積み重ねて88日を達成する必要があり、結果として3ヶ月以上の期間が必要になることを表しています。

給与明細(Payslip)に記載された労働時間や日数が、上記のどちらのケースに近いかで判断されます。
重要なのは、どの働き方であれ「有給」であり、最終的に「フルタイム労働3ヶ月分と同等」と見なされる労働量を満たすことです。

働き方は人それぞれで複雑なため、最終的にはご自身で公式サイトを熟読してみてください。

延長申請で求められる可能性がある証拠書類

セカンド・サードビザの申請では、「規定の日数、指定労働に従事した」という事実を客観的な書類で証明する必要があります。

以下は、政府から提出を求められる可能性がある主な書類の一覧です。

状況によって求められるものは変わるため、あくまで「準備しておくべきもの」の目安としてください。

書類名説明注意点・用途
給与明細(Payslip)雇用主名、氏名、勤務期間などが記載された給与の明細書最重要書類。
全期間分の保存を推奨。
パスポートのコピー顔写真ページのコピー(有効期限内)全ビザ申請に必須。日本から数部コピーを持参すると便利。
銀行の取引明細書給与が実際に振り込まれた記録Payslipとセットで提出すると信頼性が高まる。
雇用証明フォーム(Form 1263)政府指定フォーム。雇用主記入欄ありセカンド/サードビザの必須書類。事前に記入を依頼しておくこと。
雇用契約書雇用主と締結した契約書契約内容や勤務開始日を証明する補助資料。
税金関連書類源泉徴収票、確定申告書など退職後にも取得可能。収入の証明として使える。
まさあき

書類はあとからまとめて入手するのが難しい場合もあるため、日頃から確実に保管しておきましょう。

オーストラリアでワーホリしても仕事は見つかるのか

オーストラリアで仕事は見つかるのか?

オーストラリアへワーホリするルールはわかったけど、仕事って本当に見つかるのか不安な方も多いのではないでしょうか。

結論、オーストラリアではファームはもちろん、ホテルやカフェ、ツアーガイドなどさまざまな求人があるので仕事を見つけることはできます。

ここでは、オーストラリアでできる職種や求人市場などを簡単に説明いたします。

オーストラリアワーホリの主な職種と時給の目安

ワーホリでできる仕事は、ビザ延長を目指す「指定労働」と、都市部で探しやすい「一般的な仕事」の2つに分けられます。

  • 指定労働:ファームでの収穫作業や、地方での建設業、特定の観光地でのホスピタリティ業など。
  • 一般的な仕事:カフェ店員、日本食レストラン(ジャパレス)のスタッフ、ホテルの清掃員など。

オーストラリアの最低賃金は2025年7月時点で$24.95と非常に高く、しっかり働けば生活費を稼ぎながら貯金することも十分可能です。

オーストラリアの求人市場の現状と傾向

オーストラリアでは、仕事が見つからないという声を聞くので不安になるかもしれません。

仕事はやみくもに探すのではなく、自分の英語力や渡航時期、希望する暮らしに合わせて「どこで、どんな仕事を、いつ探すか」を考えることが、仕事探し成功の鍵になります。

その計画を立てるために、知っておくべき求人市場の3つの傾向がこちらです。

  • 場所: シドニーなどの都市部は求人が多いですが、世界中から人が集まるため競争が激しいです。一方、地方は求人が限られるものの、競争は比較的緩やかです。

  • 英語力: 英語力が高いほど仕事の選択肢は広がります。 特に接客業では日常会話レベルは必須です。自信がない場合は、キッチン補助や清掃など、会話の機会が少ない仕事から始めるのが一般的です。

  • 時期: 求人は季節に大きく左右されます。夏(12月〜2月)は観光シーズンでホスピタリティの仕事が増え、ファームジョブは作物の収穫期によって募集のピークが異なります。

オーストラリアで仕事を探す方法については、以下の記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、2025年最新のオーストラリアワーホリのルールについて、基本から延長条件、仕事の実情を解説してきました。最後に、大切なポイントを振り返りましょう。

  • 基本ルール: 18歳から30歳までが対象で、最大1年間滞在できます。滞在中は、同一雇用主のもとで原則6ヶ月、就学は最大4ヶ月まで可能です。

  • 延長ルール: 2年目には3ヶ月(88日)、3年目には6ヶ月(179日)の指定労働を完了することが、それぞれ次のビザを申請するための条件です。

  • 仕事の現実: 最低時給は法律で保障されていますが、仕事の見つけやすさは場所や英語力、渡航の時期によって大きく変わります。

一見複雑に見えるルールも、一つひとつ理解すれば決して難しいものではありません。むしろ、このルールをうまく活用することが、オーストラリアでのワーホリ生活を何倍も充実させるきっかけになるでしょう。

海外で暮らしてみたいというその気持ちは、あなたの人生を豊かにする素晴らしい冒険の始まりです。

この記事が、あなたの不安を少しでも解消し、夢への一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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