- ワーホリすると人生終わっちゃうの?
- 帰国後は就職できるの?
- ワーホリへ行くためにやるべきことは?
SNSで「ワーホリで人生めちゃくちゃになった」という投稿を見て、不安になった人もいるのではないでしょうか?
せっかく貴重な経験ができるのに後悔したくないですよね。
しかし、ワーホリが原因で人生が終わることはありませんので安心してください。
この記事では、ワーホリがなぜ「人生が終わる」と誤解されるのか、その原因と、具体的な対策について解説いたします。
これからワーホリを検討している方はぜひ、最後まで読み進めてみてください。
なぜワーホリで人生が終わったと言われるのか
ワーホリで人生が終わった・・とインターネット上で見かける理由は、次の3つが考えられます。
- 帰国後の就職が決まらなかったから
- 英語力が伸びなかったから
- 異性関係のトラブルがあったから
詳しくみていきましょう。
1.帰国後の就職が決まらなかったから
帰国後の就職に不安を感じる人もいるかもしれません。
しかし、ワーホリ経験は、企業から高く評価されることもあります。
なぜなら、海外での生活経験は、コミュニケーション能力や問題解決能力、柔軟性など、多くのスキルを身につける絶好の機会だからです。
重要なのは、ワーホリ中に何を学び、どんな経験をしたのかを明確にアピールすることです。
日本の有効求人倍率
ワーホリを終えた人の年齢は30歳前後と若く採用率は上がりやす傾向です。
特に、日本の有効求人倍率は上昇傾向で、企業が人を欲しがっているのが伺えます。
以下のデータを確認してみてください。
画像引用:厚生労働省
有効求人倍率は、2024年10月で2.24倍も上昇しています。
このデータを見ると、ワーホリ後に「就職先がない」ということは考えにくいでしょう。
2.英語力が伸びなかったから
ワーホリは1年間海外で自由に生活できるビザ。
貴重なビザなのに、渡航前と英語力が変わらないのであれば、何しに行ってきたのか疑問に思われます。
日本語だけで生活してしまい、英語が全く伸びていないのなら、あきらかに行動不足です。
企業は「海外で生活したということは、少なからず英語力ぐらい身についているだろう」と考えています。
英語力が伸びていなければ企業からも低い評価を受けてしまうでしょう。
3.異性関係のトラブルがあったから
ワーホリ中に外国人の異性と付き合うこともあるでしょう。
しかし、相手のことをよく理解しないまま関係をもってしまい、望まない妊娠をしてしまうトラブルもあります。
妊娠後は相手と連絡が取れなくなってしまい、「ワーホリしたせいで、人生終わった・・」という話も聞きます。
特に、日本人の女性はモテやすい傾向にあり、単なる遊び目的で近づいてくる外国人もいるため、十分気をつけてください。
ワーホリで人生が終わったと思わないためにやること
せっかくワーホリに行ったのに「行かなきゃ良かった」とか「人生終わった」と感じたら、後悔しかありませんよね。
このような思いをしないためにも、これから紹介する4つのことをぜひやってみてください。
- 目標を持って渡航する
- ワーホリの資金は余裕をもっておこう
- 英語を話せるようにする
- スキルアップする
具体的にみていきましょう。
1.目標を持って渡航する
ワーホリを充実させる意味でも、目的を持って渡航することを強くおすすめします。
例えば、私の場合はオーストラリアへワーホリしたのですが、次のような目標を立てました。
- 英語力を伸ばす(初級(Elementaly)から→中上級(Upper Intermediate)レベルまで)
- 外国人の友達を作る
- オーストラリア大陸を一周する
ワーホリ中のやり残しだけは避けたかったからです。
目標を立てるときは、ワーホリが終わったあとにどうなっていたいのかを考えると良いですよ。
ワーホリ中は目標を達成するために、努力を惜しまないよう行動してみてください。
ときには苦しく大変な思いもすると思いますが、これも自分を変えるきっかけになります。
乗り越えていけばきっと、ワーホリで人生が大きく変わっていくでしょう。
2.ワーホリの資金は余裕をもっておこう
ワーホリ中は資金に余裕のある状態で渡航しましょう。
資金が少ないと焦ってしまい、現地で働くことばかり考えるようになります。
仕事は簡単に見つかりませんし、お金がなくなればすぐに帰国です。
資金不足だと思ったら、ワーホリを延期してでも資金を貯めることに専念してください。
資金は最低でも4ヶ月(130万ほど)過ごせるくらい用意しておきましょう。
3.英語力を伸ばしておく
ワーホリ後は今の英語力より1段階アップさせた状態にするのが理想です。
周囲からは真剣にワーホリしてきたという印象を持たれますし、自分にも自信がつくからです。
やるべきことは渡航前に英語を勉強しておくことです。
特に、英語力に自信のない人は重点的に学習しましょう。
以下のデータはワーホリ前にやっておくべきだったと後悔していることを調査したアンケートです。
画像引用:Bizmates
59.1%の人が英語を勉強するべきだと思っています。
英語に自信がない状態でワーホリすると、英語力は伸びにくく、日本人と一緒に過ごす時間が増えていきます。
これでは日本にいるときと何ら変わりはありませんね。
せめてワーホリ中は、英語を使って現地の人や外国人と交流することに挑戦してみてください!
間違った英語を話したとしても、誰もあなたの英語力なんて気にしていません。
失敗を恐れずチャレンジしていけば絶対に英語力は上がるもの。
英語を話せる状態で帰国できれば、人生の選択肢が広がります。
英語力が伸びれば人生が終わるどころか、好転するきっかきになることもありますよ!
4.スキルアップする
ワーホリ中は1つでも自分に興味・関心のあるものを見つけてスキルアップしましょう。
例えば、
- バリスタとして働く
- ホテル業界で働きホスピタリティを身につける
- ワーホリブログを開設して運営してみる
- Webライターやデザイナーをやってみる
- オーペア(保育)をやってみる
などなど。
ワーホリは1年間有効なビザ。
1年間を有効に使い、1つでもスキルアップできれば、帰国後の働き方も変わってくるでしょう。
私の場合はフリーアコモデーションがきっかけで、帰国後にホテル業界に就職できました!
帰国後は正社員にこだわらなくても良い【人生終わらない】
まだまだ日本は正社員として働くことが当たり前になっていますよね。
しかし、働き方は多様化していますし、正社員で働くことがすべてではありません。
私は帰国後にアルバイトしていたのですが、正社員で働くのが普通・・という威圧感に悩んでいた時期がありました。
正社員は責任も大きいですし、パワハラされるし、月に90時間残業させられましたので、メンタル不調で苦しんだ経験があります。
自分はこの経験こそ「人生終わったな・・」と思いましたね(笑)
ワーホリ後は、自由度の高い働き方をしたかったので、正社員を選ばず、アルバイトすることを決意しました。
同じように悩んでいる人に伝えたいのは、働き方は自由なので正社員になりたくないならそれでも大丈夫。ということ。
統計局が調査した労働力調査によると、非正規を選んだ理由は「自分の都合のよい時間に働きたいから」(男性は 10 万人の増加、女性は 22 万人の増加) というデータがあります。
画像引用:統計局
時間や場所に縛られず自由に働きたいというニーズが増えているのがわかりますね。
なので、起業やフリーランス、アルバイトや派遣社員として働いても良いのです。
特にフリーランスの場合はスキルが身につけば、いずれ正社員より高い給料をもらうことだってできます。
日本はまだまだ正社員=安定と思って働く人が多い国。
一方で、残業の多さや人間関係のトラブルでメンタルが不安定になる人も一定数います。
これでは本末転倒です。
正社員じゃないからという理由で、人生が終わるほど追い込まれることはありませんので、ゆっくり自分の進むべき道を決めていきましょう。
ワーホリが原因で人生が終わることはない【まとめ】
ワーホリで人生が終わったと後悔しないためには次の4つをやっていきましょう。
- 目標を持って渡航する
- ワーホリの資金は余裕をもっておこう
- 英語を話せるようにする
- スキルアップする
ワーホリで人生終わったな・・という原因は1年間の空白ができて、帰国後に就職先がなくなるのでは?と考えている人がほとんどです。
しかし、ワーホリの1年間を空白にしないためにも、現地で英語力を身につけたり、スキルアップしたりして自分の価値を上げていけば帰国後も就職できます。
もし、帰国後に正社員で働くことに重圧を感じるならアルバイトしたり、フリーランスになったりして稼ぐことも検討しましょう。
ワーホリしたら人生が終わるのかもと思っている方は、この記事を読み返してみてください。
応援しています、いってらっしゃい!
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