- ワーホリは1ヶ月や2ヶ月の短期間で終えても良いのか
- ワーホリしている人の平均滞在期間
- 急いでワーホリに行くときの準備方法
- 1ヶ月あたりの生活費はいくらなのか
これからワーホリしようとしている人で、このように悩んでいる人はいませんか。
まず、ワーホリは1年間滞在しないといけないルールはありませんので、最短で1日だけ滞在しても問題ありません。
でも、ワーホリしている人はどのくらいの期間で準備して、滞在期間は何ヶ月ぐらいなのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、短い期間で渡航するためにやるべきことや各国の最長の滞在期間、1ヶ月の生活費について解説していますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
最短の準備期間でワーホリする5つの手順
まず前提としてワーホリを最短の期間で準備して渡航するには、ビザ申請が自分でできるだけの英語力と資金がある人が対象です。
英語力があればビザ申請は自分でできるため、渡航までの時間を短縮できます。
ビザの許可にかかる時間は国によりますが、最短で2週間〜2ヶ月で発行されるでしょう。
ワーホリするための流れは次の通りです。
- パスポートを取得する
- クレジットカードを作る
- 残高証明書を用意する
- ビザの申請をする
1つずつ見ていきましょう。
1.パスポートを取得する
最初に、パスポートの残りの有効期限が6ヶ月以上あることを確認しましょう。
もし、6ヶ月以下だったり、パスポートを持っていなかったりした場合は最寄りの役所へ行き、パスポートを申請してください。
申請には以下の書類が必要です。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本
- 住民票の写し
- 顔写真1枚
- マイナンバーカード
これらは、ほとんど役所だけで取得できますね。
詳細は外務省のパスポート(旅券)のページ」を確認してください。
2.クレジットカードを作る
クレジットカードは最低でも必ず1枚用意しましょう。
なぜなら、ワーキングホリデービザの申請はオンラインのみで受け付けており、申請料をクレジットカードで支払うからです。
もし、クレジットカードを持っていなければ作っておきましょう。
ワーキングホリデーにおすすめのクレジットカードは「EPOS(エポス)カード」です。
EPOSカードは90日間の海外旅行保険が付帯されており、万が一現地で病気になっても期限内なら自己負担なしで対応してもらえます。
保険適用の条件は、航空券などをEPOSカードで支払う(利用金額に限りなし)ことによって初めて適用されます。
例えば以下のようなものです。
支払い | 具体例 | 保険適用 |
---|---|---|
パッケージツアー | 旅行会社で予約した海外ツアー料金 | ⚪︎ |
航空券 | ・渡航先への航空券 ・乗り継ぎ航空券 | ⚪︎ |
電車 | ・空港に向かう鉄道料金 ・海外で乗車した電車料金 | ⚪︎ |
バス | ・空港に向かうリムジンバス ・海外で乗車したバス料金 | ⚪︎ |
タクシー | ・空港に向かうタクシー料金 ・海外で乗車したタクシー料金 | ⚪︎ |
国内・海外宿泊代 | 個人で手配した宿泊料金 | × |
上記以外の交通費 | ・空港までのガソリン代・高速道路の代金 ・空港の駐車場、空港使用量 ・国内や海外でのレンタカー使用料金 ・帰国後に使用した公共交通機関の乗車料金 | × |
参考:EPOSカードの保険
適用される保険は、病院代だけでなく、交通費や医療通訳費用も対象になっていますので、もしものときに安心です。
3.残高証明書を用意する
ワーキングホリデービザの申請には英語の残高証明書が必要です。
残高証明書の発行は金融機関で取得でき、申請から1週間〜10日、料金は1,000円ほどでかかります。
残高は国によって異なりますが、日本円で30〜50万円ほどです。
4.ビザを申請する
次はビザを申請していきましょう。ビザの申請はオンラインでのみ受け付けています。
ビザの発行にかかる時間は即日〜2ヶ月と国によって異なります。
以下の表は国ごとの残高証明書、ビザ発行の期間、申請手数料、申請サイトなどをまとめています。
まだ行きたい国が決まっていない方は、確認してみてください。
英語圏の情報
国 | 残高証明書に必要な金額 | 日本円 | ビザ発行の期間 | 申請手数料 | 申請サイト |
---|---|---|---|---|---|
オーストラリア | 5,000AU$ | 50万円 | 1週間 | 650AU$ | オーストラリア移民局 |
ニュージーランド | 4,200NZ$ | 40万円 | 1週間 | 670NZ$国際環境保護税で100NZ$が別途必要 | ニュージーランド移民局 |
イギリス | 2,530£(ポンド) | 50万円 | 1ヶ月 | 298£(ポンド) | イギリス大使館 |
カナダ | 2,500CA$ | 40万円 | 2ヶ月〜3ヶ月 | カナダ滞在ビザ申請料:172CA$就労許可取得費用:100CA$ | カナダ政府 |
アイルランド | 3,000€ | 50万円 | 1ヶ月 | 16,200円 | アイルランド大使館 |
非英語圏
国 | 残高証明書に必要な金額 | 日本円 | ビザ発行の期間 | 申請手数料 | 申請サイト |
---|---|---|---|---|---|
スウェーデン | 15,000SEK | 50万円 | 2~4ヶ月 | 無料 | スウェーデン大使館 |
デンマーク | 15,000クローネ | 25万円 | 15日〜45日 | 申請は無料。 VFSビザセンターに6,700円支払う必要あり | デンマーク大使館 |
香港 | 20,000香港ドル | 40万円 | 1ヶ月 | 6万円 | 香港イミグレーション |
台湾 | 記載なし | 記載なし | 申請の翌日から数日 | 無料 | 台湾政府 |
ノルウェー | 33,687クローネ | 40万円 | 2週間〜2ヶ月ほど | 6,300クローネ(8.5万円) | ノルウェー大使館 |
ポルトガル | 16,000ユーロ | 200万円 | 1ヶ月 | 無料 | ポルトガル大使館 |
スロバキア | 4,000ユーロ以上 | 65万円以上 | 1〜2週間 | 33ユーロ5,300円 | スロバキア大使館 |
オーストリア | 記載なし3万ユーロ保証の保険に入ること | 490万円 | 記載なし | 無料 | オーストリア大使館 |
ハンガリー | 62,000フォリント | 25万円 | 21日以内 | 18,000フォリント約7,200円 | ハンガリー大使館 |
スペイン | 2,000ユーロ以上と、通帳の表紙および数ヶ月間の入出金記録のコピー | 2,000ユーロ (33万円) | 5日 | 申請は無料外国人登録番号(NIE)取得費用として1,300円ほど必要 | スペイン大使館 |
アルゼンチン | 2,500ドル(アメリカドル)があること | 40万円 | 1週間 | 無料 | アルゼンチン大使館 |
チリ | 700ドル(アメリカドル)があること | 30万円 | 3ヶ月 | 42ドル6,600円ほど | チリ大使館 |
アイスランド | 3,000ユーロ | 50万円 | 2〜3ヶ月 | 無料 | アイスランド大使館 |
チェコ | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 無料 | チェコ共和国大使館 |
リトアニア | 555ユーロ | 9万円 | 14〜45日 | 無料 | リトアニア共和国大使館 |
エストニア | 必要だが金額の記載なし | 必要だが金額の記載なし | 15日 | 無料 | エストニア大使館 |
オランダ | 記載なし | 記載なし | 2週間 | 70ユーロ 12,000円 | オランダ移民帰化局 |
ウルグアイ | 21,107ウルグアイペソ×12ヶ月分 | 23万円 | 記載なし | 記載なし | 日本ウルグアイ協会 |
ポーランド | 2,000アメリカドル | 30万円 | 2週間〜1ヶ月 | 無料 | ポーランド共和国 |
フィンランド | 4,200ユーロ夫婦の場合は7,400ユーロ | ・68万円 ・121万円 | オンライン:1~2ヶ月紙の申請:2〜3ヶ月 | オンライン:380ユーロ62,000円 紙の申請:480ユーロ78,000円 | マーハンムットビラスト |
ラトビア共和国 | ユーロが必要だか金額の記載なし | 記載なし | 15日 | 無料 | ラトビア大使館 |
ルクセンブルク | 2,500ユーロ | 40万円 | 記載なし | 無料 | ルクセンブルク大使館 |
5.航空券を手配する
出発日が決まったら航空券を購入しましょう。
航空券は帰国する日や出発都市が決まっていなければ「片道航空券」がおすすめです。
運賃を安くするには以下の方法を試してみてください。
- 時間帯を深夜など遅い時間にする
- 片道ずつ安い日を狙う
- 乗り継ぎ割引を利用する
私はオーストラリアをラウンドしたかったので片道航空券で渡航しました。
帰りはメルボルン発、名古屋行き(マレーシア経由)を購入。
GW明けで深夜の時間だったので5万円ほどで購入できました。
航空券は購入するときは「Trip.com」というサイトを参考にしてみてください。
ワーホリは最短で1ヶ月から行ける
ワーホリはたった1ヶ月間の短い期間でも問題ありません。
ワーキングホリデービザは1年間有効ですが、絶対に1年滞在するというルールはないからです。
しかし、1ヶ月や2ヶ月などの短い期間でワーホリする人は多くありません。
なぜなら以下のデメリットがあるからです。
- 仕事を探すのは非常に困難
- 現地での生活に馴染めない
- 観光しただけで終了する
- ワーホリビザを活用できていないリスト
データで見ると以下が参考になります。
画像引用:スマ留
留学エージェントのスマ留が2023年12月に実施したアンケートによると、1ヶ月未満のワーホリは全体のわずか7.7%です。
いかに少ないかお分かりいただけるでしょう。
ワーキングホリデービザは英語力を活かしながら海外で仕事したり、現地の人と交流したりして海外生活を経験できるビザ。
3ヶ月以内でワーホリを考えている人は、すでに英語力があり、現地で働き口がある人に向いています。
英語ができないと仕事も見つかりませんし、現地の友達もできず、ワーホリが辛くなって帰国する人がたくさんいるのです。
もし、ワーホリを3ヶ月以内の短い期間で考えているなら、就労はできませんが観光ビザの取得を検討してみてください。
ワーキングホリデービザは1カ国でたった1回しか使えないビザ。
目的なく、短期滞在するために申請するのは何だかもったいないですよね。
ワーホリしている人の平均滞在期間は5ヶ月以上1年未満
では、ワーホリしている人は平均で何ヶ月滞在しているのしょうか。
調べてみたところ、最も多いのは「5ヶ月以上、1年未満」の49.9%です。
画像引用:スマ留
理由としては、語学学校に3〜4ヶ月通った後に現地でアルバイトを探して働くパターンが多いからと考えられます。
私も経験があるのですが、英語力が身につくだけでも3ヶ月はかかりますし、現地の仕事を探して働き始めるのに2ヶ月かかりました。
合計で5ヶ月です。
英語力も身につけて現地で働いてみたいなら、達成までに最低5〜6ヶ月の期間をみておきましょう。
ワーホリできる国の最長の滞在期間【国別】
ワーホリは2024年11月現在で30カ国の国と提携していますが、滞在できる期間は基本的に1年間です。
しかし、一部の国では2年、もしくは3年滞在できます。
ワーホリを考えている国はどのぐらい滞在できるのか、就学・就労の期間は制限あるのか、について記載していますので参考にしてください。
国 | 最大で滞在できる期間 | 就学期間 | 就労期間 |
---|---|---|---|
1.オーストラリア | 3年 | 4ヶ月 | 同一雇用主のもとで6ヶ月まで |
2.ニュージーランド | 1年3ヶ月 | 6ヶ月 | 制限なし |
3.カナダ | 1年 | 6ヶ月 | 制限なし |
4.イギリス | 2年 | 制限なし | 制限なし |
5.フランス | 1年 | 制限なし | 制限なし |
6.ドイツ | 3か月以上1年以内で、最長365日 | 制限なし | 制限なし |
7.韓国 | 1年1ヶ月 | 制限なし | 制限なし |
8.スウェーデン | 1年 | 記載なし | 記載なし |
9.デンマーク | 1年 | 記載なし | 6ヶ月 |
10.アイルランド | 1年 | 制限なし | 1週間で39時間 |
11.香港 | 1年 | 6ヶ月 | 同一雇用主のもとで6ヶ月まで |
12.台湾 | 360日 | 制限なし | 制限なし |
13.ノルウェー | 1年 | 3ヶ月未満 | 同一雇用主のもとで6ヶ月まで |
14.ポルトガル | 有効期限は1年 滞在期間は4ヶ月 現地にて延長手続きが必須 | 制限なし | 週40時間まで |
15.スロバキア | 1年 | 記載なし | 記載なし |
16.オーストリア | 1年 | 記載なし | 記載なし |
17.ハンガリー | 1年 | 記載なし | 記載なし |
18.スペイン | 1年 | 制限なし | 制限なし |
19.アルゼンチン | 1年 | 記載なし | 記載なし |
20.チリ | 1年(さらに1年間延長が可能) | 記載なし | 記載なし |
21.アイスランド | 1年 | 上限なし | 1週間で最大39時間まで |
22.チェコ | 1年 | 4〜6ヶ月 | 記載なし |
23.リトアリア | 1年 | 記載なし | 記載なし |
24.エストニア | 1年 | 記載なし | 記載なし |
25.オランダ | 1年 | 記載なし | 現地での申請受理(〜3ヶ月程度)から帰国まで |
26.ウルグアイ | 1年 | 記載なし | 記載なし |
27.ポーランド | 1年 | 制限なし | 制限なし |
28.フィンランド | 1年 | 記載なし | 記載なし |
29.ラトビア | 1年 | 記載なし | 記載なし |
30.ルクセンブルク | 1年 | 記載なし | 記載なし |
なお、ワーキングホリデーには年齢制限があり、18歳〜30歳以下の人が対象です。
これからワーホリする人はあわせて確認してください。
ワーホリビザで1年以上滞在できる国のビザの延長方法
先述したようにワーキングホリデーは以下の4ケ国で2年、もしくは3年滞在できます。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- イギリス
- チリ
もし、滞在中に期間を延長したくなった場合の対応を見ていきましょう。
1.オーストラリア
オーストラリアには1年目に条件を満たすと2年間滞在できる「セカンド・ワーキングホリデー・ビザ」と、3年目も滞在できる「サード・ワーキングホリデー・ビザ」というものがあります。
それぞれの取得条件について解説します。
セカンド・ワーキングホリデー・ビザを取得する条件
画像引用:オーストラリア内務省セカンドワーキングホリデービザ
セカンド・ワーキングホリデー・ビザとは、1回目のワーキングホリデーを終えて2年目も過ごしてみたいと考えている人が申請するビザです。
取得の条件はすでにオーストラリアでワーホリを利用し、休暇を目的としている18歳〜30歳以下であること。
1回目のワーホリで、サブクラス417の業種や政府が指定している地域で、3ヶ月以上の労働に従事した人が対象になっています。
ビザ申請費用 | 650豪ドル/支払いはクレジットカードのみ |
年齢 | 18歳〜30歳以下 |
目的 | 休暇が目的であること |
季節労働 | 1回目のワーホリ時に政府指定の業種・地域にて3ヶ月以上労働していたこと |
申請にかかる時間 | 1ヶ月ほど |
サブクラス417とは、オーストラリアのワーキングホリデービザで、特定の地域や業種で一定期間働いた場合に申請できる延長ビザをいいます。
業種は以下のような内容です。
- オーストラリア北部地域や遠隔地での観光やホスピタリティ
- 果物や野菜の収穫および梱包作業
- 漁業や真珠の採取
- 農園や森林の木の伐採
- 山火事の復旧作業
など。
詳細はオーストラリア内務省のホームページを参考にしてください。
なお、申請者はオーストラリア国内に住んでいることも必須です。
サード・ワーキングホリデー・ビザを取得する条件
サード・ワーキングホリデー・ビザは、2回目のワーホリ期間をさらに延長でき、最大で1年間滞在できるビザ。
申請条件は以下の通りです。
ビザ申請費用 | 650豪ドル/支払いはクレジットカードのみ |
年齢 | 18歳〜30歳以下 |
目的 | 休暇が目的であること |
季節労働 | 2回目のワーホリ時に政府指定の業種・地域にて6ヶ月以上労働していたこと |
申請にかかる時間 | 1ヶ月ほど |
サード・ワーキングホリデー・ビザの申請においてもサブクラス417の業種が対象で、労働期間は2回目のワーホリのときに、同一雇用主のところで6ヶ月間働いていたことが条件です。
なお、申請者はオーストラリア国内に居住していることが求められています。
詳細はオーストラリア内務省のホームページを確認してください。
2.ニュージーランド
画像引用:ニュージーランド移民局
ニュージーランドでは農場(ファーム)でフルーツピッキング、収穫、パッキングなどの仕事を3ヶ月以上やれば延長ビザを申請できます。
給料明細などは延長ビザ申請時に必要になりますので保管しておきましょう。
申請にかかる時間 | 2週間 |
延長可能な期間 | 3ヶ月 |
合計滞在期間 | 1年3ヶ月 |
対象業種 | ファームでのアルバイト(3ヶ月以上) |
申請費用 | NZ$700 |
必要書類 | 3ヶ月以上ファームで働いた証明書 |
ニュージーランドの延長ビザはNZ$700と(約6万円)を支払うので少々高めな印象です。
延長ビザを申請するときはニュージーランド国内にいることが条件です。
3.イギリス
画像引用:イギリス政府
イギリスのワーキングホリデービザは、YMS(Youth Mobility Scheme)というビザが適用され、最大で2年間イギリスに滞在できます。
YMSビザはワーキングホリデービザとほぼ同じ制度ですが、現地で就労する目的がないと取得できません。
アルバイトだけでなく、正社員としても雇用されます。
イギリスのワーキングホリデービザ(YMS)は、2024年から定員6,000名に増員したり、抽選方式がなくなったりなど、大きな変更がありました!
詳細はイギリス政府の公式サイトを確認してください。
4.チリ
画像引用:チリ大使館
チリも最大で2年間ワーキングホリデービザで滞在できます。
2年目に必要な申請条件を調べてみたのですが、特に申請条件については書かれていませんでした。
チリのワーホリの詳細については、
在東京チリ総領事館(03-3452-1425)またはtokio@consulado.gob.clまでお問い合わせください。
ワーホリで1ヶ月にかかる費用は平均で14万円
ワーホリすると決めたら費用も気になるのではないでしょうか。
ここでは過去に私がワーホリしていたオーストラリアを例に、1ヶ月にかかる費用の内訳をみていきましょう。
家賃:郊外のシェアハウスで月5万円
私が住んでいたのは、ゴールドコースト郊外の Bundall(バンドール) にあるシェアハウスです。
3人での共同生活で、家賃は月5万円 でした。
Bundallは、ゴールドコーストの中心地「サーファーズパラダイス」から徒歩30分ほどの距離にあります。
少し離れていますが、家賃を抑えるために郊外を選びました。
家賃を安く抑えるコツ
- 郊外に住む
- 同居人数を増やす
- リビングシェアを検討する
これらの方法で家賃を節約できます。
食費:週末に開かれる朝市も活用して月4万円
オーストラリアでの食費は毎月4万円 ほどでした。
週末に開催される「朝市」に通い、節約を心がけていました。
朝市はスーパーよりも安く、値引き交渉も可能なのでおすすめです。
スーパーは、Woolworth(ウールワース)Coles(コールス)IGA(アイジーエー)などがありますので、うまく使い分けて買い物してみましょう。
個人的にWoolworthは比較的安く、品揃えも豊富だったのでよく行きました!
交際費:英語力向上のため月3万円
私はオーストラリアで英語を実践的に学ぶために、現地の人と交流したかったので、交際費は毎月3万円ほどかかりました。
外食や飲み会での支出が多かったのですが、友人とスーパーで食材を買い、家で一緒に料理などして工夫すればもっと節約できます。
オーストラリアを楽しむ、英語を伸ばす。
この目的があったので現地の友人とたくさん交流しました!
通信費:月6千円で電話し放題
私は現地の通信会社 Optus(オプタス) を利用していました。
プランによりますが、月60ドル(約6千円)ほどでオーストラリア国内通話が使い放題でした。
節約のポイントはオーストラリアにも無料Wi-Fiスポットがあるので、活用して通信費を節約しましょう。
交通費:バスやトラム利用で月1万円
交通費は語学学校への通学や友人宅への移動で、月1万円ほどでした。
語学学校へはバスで行ったので定期券代として6千円、その他の移動で4千円ほど度使いました。
バスの定期券代は語学学校へ通っていたので、学割がききました。
ワーホリでよく寄せられる質問
ワーホリを検討している人からよく寄せられる質問をみていきましょう。
- ワーホリするにはどのくらいのお金が必要ですか?
-
必要なお金は、一般的に1年間で150万円〜200万円程度が目安です。
渡航先、滞在期間、生活スタイルによって異なります。ビザ申請費用や航空券、滞在費、食費、現地での交通費などを考慮して予算を立てておきましょう。
- ワーホリでどんな仕事ができるの?
-
ワーホリでできる仕事は、バリスタ、ベビーシッター、日本語教師、飲食店、ホテル、農場、建設現場などが挙げられます。
- ワーホリ中に病気になったらどうすればいいですか?
-
ワーホリ中に病気になった場合は、まず、滞在先の医療機関を受診しましょう。
大都市なら日本語医療センターがあるところがほとんどです。
海外旅行保険に加入していれば、医療費の一部または全額が支払われる場合があります。
ワーキングホリデーの最短・最長の期間を紹介しました
ワーキングホリデーは最短でたった1ヶ月でも渡航できるビザで、取得したら必ず1年間滞在しなければいけないというルールはありません。
今回の記事で解説した内容は、
以上を解説しました。
すでに英語が話せて現地で働き先が決まっていれば1、2ヶ月でワーホリするのも悪くないでしょう。
ただし、英語が話せないし、仕事もないのでしたら、ワーキングホリデーではなく観光ビザを取得して渡航を検討してみてください。
1つの国で1回ワーホリビザを取得してしまうと、その国でのワーホリビザは二度と取得できないからです。
ワーキングホリデーは基本的に最長で1年間滞在できるビザ。
国によっては2年、3年と延長できますので長く海外生活を体験してみたい方は、以下の国へ渡航してみてはいかがでしょうか。
- オーストラリア(最長で3年)
- ニュージーランド(最長1年3ヶ月)
- イギリス(最長で2年)
- チリ(最長で2年)
この記事がこれからワーホリの期間を検討している方のお役に立てれば幸いです。
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