- ワーホリで日本を離れているけど、一時帰国中に体調を崩したらどうなるんだろう?
- 一時帰国中の保険って、クレジットカード付帯の保険でも大丈夫?
ワーキングホリデー(ワーホリ)中に一時帰国を考えているあなたは、このような不安や疑問を持っているかもしれません。
結論から言うと、ワーホリ中の一時帰国は、保険に加入しておくと安心です。
なぜなら、ワーホリで海外に住民票を移すと、日本の健康保険は基本的に使えなくなるからです。
つまり、病院に行くと医療費は全額自己負担…。
考えただけでもゾッとしますよね。
とはいえ、保険にもさまざまな種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまいませんか。
そこで本記事では、ワーホリ中の一時帰国における保険の必要性から、選び方、おすすめの保険会社まで詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの保険が見つかり、安心して一時帰国できるようになります。

ワーホリ中の一時帰国で保険に加入した方が良いケース
- 国民健康保険が適用されない場合
- 一時帰国中の予期しないリスクに備えたい場合
- 高額な医療費に不安がある場合
1つずつ解説します。
1.国民健康保険が適用されない場合
「一時帰国なんだから、病院に行っても保険証使えるんじゃないの?」
と、思うかもしれませんが、
住民票を抜いている場合(海外転出届を役所に提出した状態)は、健康保険の加入資格を失っているため、国民健康保険は使えないのです。
なので、一時帰国中に病院にかかった場合、医療費を全額自己負担する必要があります。
ただし、例外として、一時帰国の目的や期間によっては、国民健康保険が適用されるケースもあります。
例えば、以下のようなケースです。
詳細は各自治体によって異なりますので、国民健康保険窓口に相談してみてください。
2.一時帰国中の予期しないリスクに備えたい場合
何らかの理由で日本に一時帰国した場合でも、病気やケガ、事故などのリスクは常に存在します。
例えば、以下のようなケースが考えられます。
- 一時帰国中に旅行中してケガをした
- 慣れない日本の気候で体調を崩した
- 交通事故に遭ってしまった
- 持ち物を盗まれた
このような予期しないリスクが発生してしまった場合も、保険に加入しておくと安心です。

一時帰国中にスーパーで日雇いのバイト中にワゴンが強風で倒れ、右足にあたり小指を骨折しました・・。
一時帰国に対応した保険に入っていなかったので、治療代で2万円ほどかかり痛い出費でしたね・・。
予期しないリスクは付き物なので、不安な方は一時帰国に対応している保険に加入しましょう。
3.高額な医療費に不安がある場合
保険に入らずに病院に行くと、自費で支払うことになるので医療費が高額になってしまいます。
風邪を引いて病院に行って診察を受けたり、薬をもらったりするだけでも1万円以上かかる場合もあります。
特に、持病がある方は保険に加入しておき費用を抑えましょう。
ワーホリ中の一時帰国で保険加入しなくても良いケース
一方で、ワーホリ中の一時帰国でも、保険加入が不要なケースもあります。
- 国民健康保険が適用される場合
- クレジットカード付帯保険で十分な補償がある場合
- 自己責任でリスクを負える場合
1.国民健康保険が適用される場合
先述の通り、一時帰国の目的や期間によっては、国民健康保険が適用される場合があります。
国民健康保険が適用される場合は、医療費の自己負担額が3割で済むため、高額な医療費を支払う心配はありません。
国民健康保険は、一時帰国から14日以内に自治体に転入届とマイナンバーカードを提出します。
その後、マイナ保険証の国外転出者向け切替え手続きを実施すれば、国民健康保険が適用されます。
2.クレジットカード付帯保険で十分な補償がある場合
クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯しているカードもあります。
例えば、エポスカード(EPOS)は契約すると、海外旅行傷害保険が90日分ついてるので、ワーホリ生に人気のクレジットカードです。
エポスカードの保険の種類や保険金額は以下の通り。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
障害死亡 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救護者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
例えば、上記の補償内容で十分な場合は、新たに保険に加入する必要はありません。
ただし、クレジットカード付帯保険は、補償期間が90日と短いことや、利用付帯(旅行代金などをそのカードで支払う必要がある)ことがほとんど。
クレジットカードの保険を利用したいと考えている方は補償内容をよく確認し、不足する部分があれば、別途保険に加入しましょう。


自己責任でリスクを負える場合
ご自身でリスクを十分に管理できて、万が一の事態にも対応できる自信がある場合、保険への加入は必須ではありません。
しかし、日本と海外では医療制度が大きく異なり、予期せぬ高額な医療費が発生する場合もあることを理解しておきましょう。
また、言葉の壁により、十分な医療サービスを受けられない可能性や、事故や盗難などのトラブルが発生した場合、全て自己責任で対応する必要があります。
リスクを理解し、ご自身の責任範囲で対応できるか慎重に判断してください。
ワーホリで一時帰国時の保険を選ぶ4つのポイント
一時帰国の保険を選ぶ際は次のことを確認しておきましょう。
- 必要な補償内容を明確にする
- 一時帰国の期間に合わせた保険を選ぶ
- 保険料と補償内容のバランスを考慮する
- キャッシュレス診療の有無を確認する
1つずつ解説いたします。
1.必要な補償内容を明確にする
まずは、どのようなリスクに備えたいのか、自分に必要な補償内容を明確にしましょう。
例えば、以下のような項目をチェックし、優先順位をつけておくと、保険を選びやすくなります。
- 病気やケガの治療費
- 賠償責任
- 携行品損害
- 緊急歯科治療費用
- 救援者費用
もう少し詳しく解説します。
病気やケガの治療費
病気やケガの治療費は一時帰国中に体調を崩したり、ケガをしてしまった場合に、医療費を補償してくれます。
持病がある方は特に重視すべきです。
契約時は補償額の上限や、対象となる病気・ケガの範囲などを確認しましょう。
賠償責任
賠償責任は誤って他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまった場合に、損害賠償金を補償してくれるもの。
例えば、レストランで誤って高価な食器を割ってしまった場合などに役立ちます。
補償額の上限や、対象となる事故の範囲などを確認しましょう。
携行品損害
携行品損害は持ち物が盗まれたり、壊れてしまった場合に、損害額を補償してくれます。
スマートフォンやカメラなどの高価なものを持ち歩く場合は、特に重視すべき項目といえるでしょう。
補償額の上限や、対象となる損害の範囲、免責金額などを確認しましょう。
緊急歯科治療費用
緊急歯科治療費用は、一時帰国中に歯のトラブルが発生した場合に、治療費を補償してくれます。
特に、歯の治療費は高額になることがあるため、不安な方は加入しておくと安心です。
こちらも補償額の上限や、対象となる治療の範囲などを確認しましょう。
救援者費用
救護者費用は、事故や病気で入院した場合に、家族が駆けつけたときに交通費や宿泊費などを補償してくれます。
一人で一時帰国する場合や、高齢の家族がいる場合は、重視すべき項目です。
2.一時帰国の期間に合わせた保険を選ぶ
保険期間は、一時帰国する期間に合わせて選びましょう。
保険会社によっては、1週間単位で加入できるものや、1ヶ月単位で加入できるものなど、さまざまなプランがあります。
一時帰国期間よりも短い期間で加入してしまうと、期間が過ぎた後に何かあっても保険が適用されません。
そのため、一時帰国の期間を把握し、余裕を持った期間で加入することをおすすめします。
また、一時帰国中に予定が変更になる可能性も考慮し、保険期間を少し長めに設定しておくと安心です。
3.保険料と補償内容のバランスを考慮する
保険料は補償内容の充実度、補償額、保険期間、特約の有無によって変動し、一般的に補償が手厚いほど高額になります。
しかし、必要以上に高額な保険は、余分な補償を含む可能性があるのも事実です。
まず、一時帰国中に起こりうるリスクを洗い出し、優先順位をつけ、必要な補償項目と補償額を検討しましょう。
保険料を抑えるには、複数の保険会社から見積もりを取り、補償内容と保険料を比較検討し、不要な補償を削ったり、免責金額を設定しましょう。
自分にとって本当に必要な補償を見極め、保険料とのバランスを考慮することが、最適な保険選びのカギとなります。
4.キャッシュレス診療の有無を確認する
キャッシュレス診療は、病院での支払いを保険会社が代行してくれるシステムです。
海外では医療費が高額になるケースが多く、緊急時には予想外の出費となる可能性があります。
キャッシュレス診療を利用すれば、自己負担なしで治療を受けられるため、突然の出費を抑えられます。
キャッシュレス診療は保険会社が病院とやり取りを代行してくれるので、英語が苦手でも問題ありません。
ワーホリの一時帰国でおすすめの保険3選
一時帰国に対応しているおすすめの保険会社はを次の3社です。
- 東京海上日動
- AIG損保
- SafetyWing(セーフティウイング)
それぞれ見ていきましょう。
1.東京海上日動


画像引用:東京海上日動
東京海上日動のおすすめポイント
・留学生・ワーホリ向けのプランが用意されている
・キャッシュレス・メディカルサービスを受けられる
・こころのカウンセリングサービスを受けられる
東京海上日動は東京都千代田区に本店を構える信頼と実績のある大手保険会社です。
「留学生・ワーホリ向けのプラン」は、海外生活をしっかりとサポートしてくれます。
例えば、アパートの家財やパソコンが盗難に遭ったときや、思いがけず親族が危篤となり緊急一時帰国が必要になったときでも、費用を補償。
さらに、世界90都市以上、約280の提携病院では、キャッシュレス・メディカルサービスが利用可能です。
ワーホリ協定国の30カ国をほぼ網羅しているので、安心して治療を受けられます。
他にも東京海上日動は、臨床心理士による「こころのカウンセリングサポート」を電話やメールで提供。
慣れない土地での困りごとやトラブルも、専門家に気軽に相談できるのも強みです。
東京海上日動の概要・サポート内容・価格感
TEL | 0120-207-207 |
会社所在地 | 本社:東京都千代田区大手町二丁目6番4号 |
サポート内容 | ・ケガや病気のサポートサービス ・緊急医療相談サービス ・こころのカウンセリングサービス ・スーツケース修理サービス ・航空機の遅延保険 ・携行品損害保険 ・賠償責任保険 |
価格感 | 保険シミュレーションを確認 |
2.AIG損保


画像引用:AIG損保
AIG損保のおすすめポイント
・お客様満足度が94.4%と高い
・治療や救護費用の無制限プランがある
・インターネット契約限定のお得なサービスがある
AIG損保は、2023年に実施した損害サービスに関するアンケートで、顧客満足度94.4%の高い評価を受けている保険会社です。
迅速な対応と、世界6カ国に拠点を置く日本人スタッフによる手厚いサポート体制が、お客様に選ばれる理由です。
AIG損保なら、ケガや病気の治療費はもちろん、3日以上の入院で家族が現地へ駆けつける際の渡航費用も補償してくれます。
海外で慣れない土地で、もしものことがあっても、家族のサポートがあれば心強いですよね。
また、海外では高額になりがちな歯科治療もカバーしているので、安心して治療に専念できます。
AIG損保は、インターネット契約者限定のオリジナルプランも魅力です。
例えば、スーツケースの宅配割引や、Wi-Fiレンタル10%OFFなど、ワーホリ生活を快適にする特典が満載です。
AIG損保の概要・サポート内容・価格感
TEL | 03-6848-8500 |
会社所在地 | 東京都港区虎ノ門4丁目3番20号 |
サポート内容 | ・傷害死亡 ・傷害後遺傷害 ・治療・救護費用 ・疾病死亡 ・個人賠償責任 ・生活用動産 ・緊急一時帰国費用 |
価格感 | 246,560円/1年間 (WS4タイプの契約) |
3.SafetyWing(セーフティウイング)


画像引用:SafetyWing
SafetyWing(セーフティウイング)のおすすめポイント
・180カ国以上をカバーする広範囲な補償
・一時帰国中も保険が適用される
・渡航先でもオンラインで簡単に申し込みできる
SafetyWing(セーフティウイング)アメリカ・サンフランシスコに本社がある、ノマドワーカー・リモートワーカー向けの保険です。
世界180以上の国と地域をカバーする広範囲な補償で、場所を選ばない自由な旅を支えます。
Safetywingは、月額制のサブスクリプション型保険ですので、クレジットカード情報を登録しておけば、毎月自動で保険が更新されます。
一般的な旅行保険と異なり、滞在期間や地域に縛られることなく、旅の途中で保険が切れる心配もありません。



SafetyWingには2つのプランがありますが、ワーホリするなら「コンプリート(Complete)」プラン一択。
90日以上海外に滞在していれば、日本に一時帰国した場合でも、最長30日間補償が適用されます。
SafetyWingは、日本で申し込まなくても渡航先でオンラインで簡単に申し込めます。
クレジットカードがあれば、保険に入ろうか迷っている間に時間が過ぎてしまっても、いつでも加入できるので安心です。
AIG損保の概要・サポート内容・価格感
TEL | フルリモート |
会社所在地 | サンフランシスコ(アメリカ) オスロ(ノルウェー) |
サポート内容 | ・医療治療と入院医療搬送 ・スクリーニング ・メンタルヘルスケア ・鍼治療 ・スポーツおよびアクティビティによるケガ ・自動車事故 ・がん ・出産 |
価格感 | コンプリート(Complete)プラン$150.50/月(18歳〜39歳まで) |
以上3つの保険会社が一時帰国に対応した保険です。
それでもなかなか選べないという場合は、ワーホリエージェントに相談してみるのもありですよ。


ワーホリ中の一時帰国保険でよくある質問
ワーホリ中の一時帰国は、慣れない環境での体調不良や予期せぬ事故など、不安な要素も多いですよね。
ここでは、よくある疑問をまとめました。
- そもそもワーホリビザは一時帰国できる?
-
ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは、協定国の文化や生活を体験することを目的とした特別なビザであり、原則として一時帰国は可能です。
ただし、国によっては一時帰国の期間や回数に制限がある場合や、再入国許可が必要な場合もあります。
一時帰国を計画する際は、事前に渡航国の移民局のウェブサイトや大使館で最新の情報を確認しましょう
- 日本に一時帰国したとき健康保険は使える?
-
海外に住民票を移している場合、原則として国民健康保険には加入できません。
しかし、例外として、一時的な滞在で特定の条件を満たす場合は加入が認められることもあります。
例えば、3ヶ月以内の滞在で、親族の看護や出産などの理由がある場合です。
条件は各自治体によって異なるため確認しましょう。
- 一時帰国中の医療費は全額自己負担?
-
海外に住民票を移している場合、国民健康保険は適用されないため、医療費は原則として全額自己負担となります。
日本の医療費は高額になる可能性もあるため、事前に海外旅行保険や一時帰国でも対応できる保険に加入しておきましょう。
- 一時帰国中でも入れる保険はある?
-
一時帰国者向けの保険はいくつか存在します。
例えば、東京海上日動の「TOKIO OMOTENASHI POLICY」は、31日以内の日本滞在者向けの保険で、日本入国後にスマホで簡単に申し込めます。
気になる方は確認してみてください。
ワーホリ中に一時帰国するなら保険の加入を検討しよう
ワーホリ中の一時帰国は、予期せぬリスクに備える上で保険加入が重要です。
海外に住民票を移している場合、国民健康保険は原則適用されず、高額な医療費を自己負担する可能性があります。
そのため、一時帰国中の病気やケガ、事故に備え、十分な補償内容の保険を選びましょう。
保険選びでは、まず必要な補償内容を明確にし、一時帰国期間に合わせた保険を選びます。
保険料と補償内容のバランスを考慮し、キャッシュレス診療や日本語サポートの有無も確認しましょう。
クレジットカード付帯保険も確認し、不足する部分があれば別途保険を検討することが大切です。
万が一の事態に備え、安心して一時帰国を過ごせるよう、慎重に保険を選びましょう。




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