
仮想通貨に興味があるから投資してみたいけど、不正アクセスや、資産流出のニュースを聞くからなんとなく不安で始めるのが怖い・・
そもそもどうやって始めたら良いのかわからない。
このように悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
仮想通貨は2023年現在、ハッキングや不正アクセス防止のために、各取引所でログイン時に2段階認証を取り入れるなどセキュリティを高めています。
口座開設は運転免許証やマイナンバーカードがあれば当日中に開設できますし、入金金額もたった1円で取引できるので始めるハードルは低いでしょう。
今回は仮想通貨を始めるのに必要な口座開設方法と、取引所の選び方などを解説いたします。
これから仮想通貨を始めたいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
仮想通貨の始めるための手順
まず、仮想通貨取引を始めるための手順を解説します。
- 運転免許証などの必要書類を準備する
- 仮想通貨取引所口座を開設する
- 日本円を入金する
- 仮想通貨を購入する
- 出金する
順番にみていきましょう。
1.運転免許証など必要書類を準備する
仮想通貨を始めるには、国内にある仮想通貨取引所の口座を開設必要する必要があります。
口座開設するには、本人確認書類が必要になるため手元の用意しておきましょう。
本人確認書類とは次のようなものをいいます。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 在留カード
- 特別永住者証明書
いずれかを用意しましょう。
また、本人の顔認証も必要な取引所があるので、スマートフォンも用意しておくとスムーズに作業できます。
2.仮想通貨取引所口座を開設する
本人確認書類の準備ができたら口座開設していきましょう。
口座開設するときは、必ず各取引所の公式ページから開設するようにしてください。
公式ページから開設しないと、詐欺サイトにアクセスしてします可能性もあり、個人情報流出の原因になるため注意が必要です。
3.日本円を入金する
口座開設が完了したら、次は日本円を入金していきましょう。
各取引所の入金方法は主に次の3つがあります。
- クイック入金
- コンビニ入金
- 銀行振込
いずれかで入金できますので、それぞれ簡単に解説します。
クイック入金
クイック入金は窓口に並ばなくても、インターネットバンキングを利用して入金できる方法です。24時間365日いつでも利用できるので、時間や場所に縛られず入金できるのが魅力です。
コンビニ入金
コンビニ入金は、コンビニエンスストアの店頭で入金する方法です。手数料がかかったり、支払い期限があったりしますので注意が必要です。
銀行振込
銀行振込は一番利用されている入金方法で、入金手数料が0円の取引所が多いのが特徴です。(銀行への振り込み手数料は発生します。)
また、コンビニのATMも利用できるので便利といえます。
以上が、主な入金方法です。
仮想通貨初心者の方は、少額で入金し仮想通貨取引がどのようなものなのか体験してみると良いでしょう。
入金金額は取引所によって異なりますが、最低1円からでも始められますのでハードルも低くなっています。
4.仮想通貨を購入する
仮想通貨取引所の口座に入金できたら、仮想通貨を購入してみましょう。
購入方法は2種類あり、販売所か取引所のどちらかを選んでいきます。
それぞれの違いは次の通りです。
- 販売所:運営会社から仮想通貨を売買する
- 取引所:ユーザー同士で仮想通貨を売買する
仮想通貨初心者の方は、まず販売所で購入すれば簡単に仮想通貨取引を始められます。
購入方法はアプリから購入したい銘柄と金額を入力し、「購入ボタン」を押すだけで購入できるので簡単にできるでしょう。
出金する
仮想通貨を購入して、利益が出たら日本円に出金申請しましょう。
出金申請の方法は一般的に銀行振込が主流です。
また、出金は手数料が発生する取引所もありますが、無料の取引所もあります。
コストを抑えたいと考えている方は、出金手数料無料の取引所を選んでみると良いでしょう。
出金申請完了後は銀行口座に着金するのを待ちます。
もし、数日経っても入金確認できない場合は、トラブルが発生している可能性もあるため取引所に問い合わせてみましょう。
仮想通貨取引所の選び方
仮想通貨取引は国内外問わず、さまざまな取引所が存在し、どこを選んだら良いか迷うのではないでしょうか。
ここで仮想通貨取引所の選び方を4つ解説いたします。
- 取り扱い銘柄が豊富であるか
- スマートフォンアプリは使いやすいか
- 手数料が安いか
- セキュリティ体制は万全か
順番にみていきましょう。
1.取り扱い銘柄が豊富であるか
仮想通貨取引所を選ぶときは、取り扱い銘柄が豊富なのか確認しましょう。
ビットコインやイーサリアムなどは、基本的にどこの取引所でもありますが、銘柄によっては国内取引所で取り扱っていない物もあります。
仮想通貨を始めるときは、種類が豊富な取引所を選ぶと気になる銘柄に投資しやすくなります。
例えば、国内取引所であればGMOコイン、海外取引所であればGate.io(ゲートアイオー)がおすすめです。
2.スマートフォンアプリは使いやすいか
多くの仮想通貨取引所ではスマートフォン向けのアプリを開発しています。
取引自体はパソコンだけでなく、スマートフォンでもできるので通勤時間などのスキマ時間に取引できるなど、非常に便利です。
アプリによっては、仮想通貨に関するニュースを提供している取引所もありますので勉強することも可能です。
3.手数料が安いか
手数料は仮想通貨取引所を選ぶときに重視したいポイントです。
なぜなら、取引に発生する手数料は、入金から出金までさまざまな種類があるからです。
具体的には次のようなものがあります。
- 入金手数料
- 出金手数料
- 取引手数料
- 送金手数料
手数料は仮想通貨取引所によって、入金手数料が無料になったり、送金手数料が安くなったりします。
手数料を基準にして選ぶときは、何度も取引するのか、それとも入出金を頻繁にするのかによって選ぶ取引所が異なってきます。
目的に合わせて取引所を選んでいきましょう。
4.セキュリティ体制は万全か
仮想通貨は不正アクセスやハッキングのリスクが伴う投資方法ですので、取引所を選ぶときは、最も重視するべきポイントです。
セキュリティ体制のチェックポイントは次の通りです。
- ログイン時はSMSとデバイスによる2段階認証を取り入れている。
- 専門家による脆弱診断を受けているか。
- SSL暗号化通信を採用しているか。
上記に注目して取引所を選んでいきましょう。
仮想通貨がおすすめな人
仮想通貨は価格変動が激しいため、すぐに稼ごうとしない人におすすめです。
なぜなら仮想通貨で稼ごうと、いきなりレバレッジ取引に手を出してしまい損する人が多くなっているからです。
仮想通貨は価格変動が激しいため、たった1日で10%以上下落する可能性もあり得るので、余剰資金を投資でき、大きな利益を求めない人におすすめです。
他の投資と比べた時のデメリット
ここでは、仮想通貨取引のデメリットを解説いたします。
- ハッキングのリスクがある
- 誤送金で資産を失う
- 法整備が進んでいない
1つずつみていきましょう。
1.ハッキングのリスクがある
仮想通貨は取引所の開設を解説してから運用します。
取引所は多くのお金が集まるため、ハッキングの標的になりやすい場所です。
過去にさまざまな取引所がハッキングの被害に遭い、資産が流出する事件が発生しています。
各取引所では、ハッキング被害に遭わないようにさまざま対策を施していますが、ハッキングされるリスクはゼロではありません。
2.誤送金で資産を失う
仮想通貨は資産を個人のウォレットに簡単に送金できますが、誤って送金してしまい、資産を失うリスクがあります。
例えば、AさんがBさんのウォレットに仮想通貨を送金するとしましょう。
Bさんに仮想通貨を送金する方法は、送金先のアドレス、通貨の種類、金額を指定して送金します。
しかし、送金先アドレスの入力間違いや、ウォレットを間違えて選んでしまうケースが多く、誤送金の原因になっています。
もし、送金先を間違えてしまうと、基本的に取り戻すのは不可能であるため、資産を失ってしまうのです。
仮想通貨を送金するときは、送金先アドレスやウォレットをしっかり確認してから送金しましょう。
3.法整備が進んでいない
仮想通貨はまだ法整備が進んでいないので、ハッキングされたり、誤送金したりして資産を失っても返金される保証がありません。
国の対応も事件が発生してから法律を作る「後追い」の状態になっています。
また、税制面においてもさまざまな課題があり、税制改正を急かされている状況です。
まとめ
仮想通貨は株式投資などと違い、価格変動が激しかったり、ハッキングされるリスクがあったりするため、デメリットも多いです。
しかし、過去にさまざまなトラブルや事件があったため、各取引所もセキュリティ対策を高めて運営しているので、仮想通貨を始めるリスクは少なくなっています。
仮想通貨を始めたい方は、いきなり稼ごうとせず、少しずつ知識を増やし長期目線で運用するのがおすすめです。
仮想通貨は1円からでも始められるので、他の投資方法よりもリスクを減らしながら投資できます。
この機会に仮想通貨を始めてみてはいかがでしょうか。