仮想通貨に興味があるから投資してみたいけど、そもそもどうやって始めたら良いのかわからない。
このように悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
仮想通貨の売買を行うには、専用の取引所の口座が必要ですが、開設はとても簡単です。
運転免許証やマイナンバーカードがあれば口座は当日中に開設できますし、1,000円からでも取引できるので始めるハードルは低いでしょう。
今回は仮想通貨を始めるのに必要な口座の開設方法と、取引所の選び方などを解説いたします。
これから仮想通貨を始めたいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
仮想通貨を始めるための手順
まず、仮想通貨取引を始めるための手順を解説します。
- 運転免許証などの必要書類を準備する
- 仮想通貨取引所口座を開設する
- 日本円を入金する
- 仮想通貨を購入する
- 出金する
順番にみていきましょう。
1.運転免許証など必要書類を準備する
仮想通貨を始めるには、国内にある仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
以下の本人確認書類のうちいずれかが必要になるため、手元に用意しておきましょう。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 在留カード
- 特別永住者証明書
また、本人の顔認証も必要な取引所があるので、スマートフォンも用意しておくとスムーズに作業できます。
2.仮想通貨取引所口座を開設する
本人確認書類の準備ができたら口座を開設していきましょう。
口座を開設するときは、必ず各取引所の公式ページから開設するようにしてください。
公式ページから開設しないと、詐欺サイトにアクセスしてしまう可能性もあり、個人情報が流出する原因になります。
3.日本円を入金する
口座開設が完了したら、次は日本円を入金していきましょう。
これから仮想通貨を始める方は1,000円など少額で入金し、仮想通貨がどのようなものなのか体験してみると良いでしょう。
各取引所の入金方法はさまざまありますが、初心者の方は銀行振込を選択しましょう。
銀行振込は入金手数料がかからないだけでなく、ATMからも振込ができますので一番利用されている入金方法です。
ただし、銀行への振り込み手数料はかかりますので念頭に入れておいてください。
4.仮想通貨を売買する
仮想通貨取引所の口座に入金できたら、仮想通貨を購入してみましょう。
購入場所は2種類あり、販売所か取引所のどちらかを選びます。
- 販売所:運営会社
- 取引所:ユーザー同士
初心者の方には、取引が簡単な「販売所」での売買がおすすです。
アプリで銘柄と金額を入力し、ボタンを押すだけで売買できるので簡単にできます。
出金する
仮想通貨を売買して、利益が出たら日本円の出金を申請しましょう。
出金の方法は銀行振込が主流です。
また、手数料の有無は取引所によって異なります。
コストを抑えたい方は、出金手数料が無料の取引所を選びましょう。
出金の完了後は銀行口座に着金するのを待ちます。
もし、数日経っても入金確認できない場合は、トラブルが発生している可能性もあるため取引所に問い合わせてみましょう。
仮想通貨取引所の選び方
仮想通貨取引は国内外問わず、さまざまな取引所が存在し、どこを選んだら良いか迷うのではないでしょうか。
ここで仮想通貨取引所の選び方を4つ解説いたします。
- 取り扱い銘柄が豊富であるか
- スマートフォンアプリは使いやすいか
- 手数料が安いか
- セキュリティ体制は万全か
順番にみていきましょう。
1.取り扱い銘柄が豊富であるか
仮想通貨取引所を選ぶときは、取り扱い銘柄が豊富なのか確認しましょう。
ビットコインやイーサリアムなどは、基本的にどこの取引所でもありますが、銘柄によっては国内取引所で取り扱っていない物もあります。
仮想通貨を始めるときは、種類が豊富な取引所を選ぶと気になる銘柄に投資しやすくなります。
例えば、国内取引所であれば「GMOコイン」は取引できる銘柄数が26種類もあるのでおすすめです。
おまけに最短10分で口座を開設できるため、すぐに取引を開始できます。
2.スマートフォンアプリは使いやすいか
多くの仮想通貨取引所ではスマートフォン向けのアプリを開発しています。
通勤時間などのスキマ時間にスマートフォンで取引できるため、手軽にできるのが魅力です。
3.手数料が安いか
手数料は仮想通貨取引所を選ぶときに重視したいポイントです。
なぜなら、手数料が高いと利益を得にくいからです。
取引に発生する手数料には、以下のようにさまざまな種類があります。
- 入金手数料
- 出金手数料
- 取引手数料
- 送金手数料
仮想通貨取引所によっては、いずれかの手数料が無料の場合があります。
何度も取引するのか、入出金を頻繁にするのかといった使い方に合わせて取引所を選びましょう。
4.セキュリティ体制は万全か
仮想通貨は不正アクセスやハッキングのリスクが伴う投資方法ですので、取引所を選ぶときは、最も重視するべきポイントです。
セキュリティ体制のチェックポイントは次の通りです。
- ログイン時はSMSとデバイスによる2段階認証を取り入れている。
- 専門家による脆弱診断を受けているか。
- SSL暗号化通信を採用しているか。
上記に注目して取引所を選んでいきましょう。
しかし、国内の取引所は上記のセキュリティは網羅しているところがほとんどですので問題ありません。
他の投資と比べた時の注意点
ここでは、仮想通貨を取引するときの注意点を3つ解説いたします。
- 余剰資金で投資する
- 誤送金で資産を失う
- 秘密鍵やパスワードの紛失
1つずつみていきましょう。
1.余剰資金で投資する
仮想通貨を取引するときは必ず余剰資金でやりましょう。
仮想通貨は価格変動が非常に激しく価格が下がり損をすることがあるからです。
毎月の生活費を投資することは避け、余剰資金を使えばいざというときも安心です。
2.誤送金で資産を失う
仮想通貨は資産を個人のウォレットに簡単に送金できますが、誤って送金して、資産を失うリスクがあります。
例えば、AさんがBさんのウォレットに仮想通貨を送金するとしましょう。
Bさんに仮想通貨を送金する方法は、送金先のアドレス、通貨の種類、金額を指定して送金します。
しかし、送金先アドレスの入力間違いや、ウォレットを間違えて選んでしまうケースが多く、誤送金の原因になっています。
もし、送金先を間違えてしまうと、基本的に取り戻すのは不可能であるため、資産を失ってしまうのです。
仮想通貨を送金するときは、送金先アドレスやウォレットをしっかり確認してから送金しましょう。
3.秘密鍵やパスワードの紛失
仮想通貨を始めるときは「ウォレット」と呼ばれる仮想通貨を管理する財布が必要になります。
ウォレットにはパスワードや秘密鍵があるため、もし忘れてしまうとログインできなくなり仮想通貨を失うことになってしまいます。
忘れないためにも、パスワードと秘密鍵はメモを残しておきましょう。
なお、ウォレットは「メタマスク」というものが一般的に使われていますので、この機会にぜひ開設し仮想通貨を始めていきましょう。
開設方法につきましてはこちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
仮想通貨はたった1円からでも始められるため、株などよりも始めるハードルが低いのが特徴です。
取引を始めるには口座を開設したり、ウォレットを作ったりすれば誰でも始められますので、この機会に仮想通貨を始めてみてはいかがでしょうか。
仮想通貨取引所にはさまざまありますが、銘柄が豊富で各種手数料が無料のGMOコインがおすすめです。
初心者の方は金銭的な負担が少なく、セキュリティ体制も整っていますので安心して取引できます。
仮想通貨に投資するには余剰資金を使い、生活費を投資することのないように注意しながら始めていきましょう。